こんにちは。アメリカ中西部で放置系駐在員をしているKhyle(カイル)です。
ついに人生で初めて結婚しました。しかも国際結婚です。人生どうなるかは分からないもんですね。
前回、アメリカで結婚するために必要なマリッジライセンス(Marriage License; 結婚に必要な資格)の取得に関する記事を書きましたが、あれから早1ヶ月。今回はマリッジライセンス取得後から正式な結婚、そしてマリッジサーティフィケート(Marriage Certificate; 結婚証明書)取得の流れをまとめました。
ちなみに、我々の親族は日本と中国におり、アメリカでの友人も限られているため、挙式はせずにCounty Clerk(カウンティクラーク; 法廷のこと)での結婚宣誓のみにしようと二人で決めました。
なので「アメリカの華やかな結婚パーティー」ではなく慎ましい結婚でしたが、正式な結婚証明書であるマリッジサーティフィケートを取得するまでの大まかな流れをご紹介できればと思います。
この記事はこんな方々に役立ちます。
- アメリカで結婚し、正式な結婚証明書を取得する方法が知りたい人
- アメリカでの結婚を予定されている人
アメリカで結婚する際の大まかな流れ(おさらい)
まずはアメリカで結婚するまでの大まかな流れを記載します。前回のおさらいです。
- カウンティオフィスでマリッジライセンスを発行する
- 結婚する(ライセンス発行後60日以内)
- 教会の牧師さんやカウンティクラークの裁判官の立ち会いで結婚の宣誓をする
- 牧師さんや裁判官にマリッジライセンス(証明書)にサインしてもらう
- マリッジサーティフィケート(Marriage Certificate; 結婚証明書)が発行される
- 州の在外日本領事館で婚姻届を出す(婚姻成立後3ヶ月以内)
事前準備〜結婚当日〜証明書取得するまでに行ったこと
マリッジライセンス取得後、私たちがマリッジサーティフィケートを取得するまでに行ったことは以下の通りです。
マリッジサーティフィケート取得までのアクション(時系列)
前日までの準備
- 結婚指輪、ドレス、ベール、花など衣装・装飾品関連を購入
- 撮影用カメラの充電(※1)
- 在米者のブログで宣誓の言葉や全体の流れの確認
- 書類の準備(※2)
当日
- 午後2時までにカウンティクラークの受付窓口に行き結婚したい旨伝える
- 午後2時以降に申請者全員で裁判官(Judge)のいる法廷に移動
- 2組ずつ法廷内に呼ばれ、裁判官の前で誓いの言葉を宣誓(指輪もここで)
- 裁判官の署名済みのマリッジサーティフィケートを受領(※3)
私たちは金曜日だったのでやや多めの5組でした。同性婚カップルもいてアメリカの多様性を実感しました。
後日
- マリッジサーティフィケートが郵送で届く
- 婚約日や記載事項に誤りがないか念のため確認する
大まかな流れはこんな感じでした。
注意点
特にカウンティクラークで結婚宣誓される方や、結婚後にグリーンカード(永住権)申請される方は、下記の注意点を参考にしてみてください。私たちも知らずにやってしまい注意されたことがあります。。
カウンティクラークで結婚宣誓される場合
- カウンティクラークは法廷です。ビル全体が写真撮影禁止なのでカメラなどは持ち込まないようにしましょう(一眼レフで撮影していたら止められました。。)
- カウンティオフィスでの受付は締切時間があります。間に合うように余裕をもって向かいましょう(私たちは逆に2時間早く着いてしまい手持ち無沙汰になりました)
グリーンカード(永住権)申請をされる場合
- 申請書類の一部として二人の写真が必要になります。こういう機会で撮影しておいたほうが良いです。カウンティクラークでは(原則)カメラ撮影禁止なので、終了後にオフィス入り口前で撮影したりで良いと思います。
- 指輪、ドレス、装飾品、花束、ディナー代などの結婚関連費用のレシートも申請書類の一部になります。レシート類はしっかり保管しておいたほうがよいです。
結婚届や保証人・立会人は必要?
日本の婚姻届には保証人欄がありますが、マリッジサーティフィケートでは保証人のサインは不要です。マリッジサーティフィケートに署名できる(=結婚の証人となる)のは牧師や裁判官など限られた人のみです。
なお、結婚式当日の付き添い人は2名までと手続き書類に書かれていましたが、子どもやご両親など家族全員連れてこられているカップルもいました。懐の深さもやはりアメリカです。
誓いの言葉はなんて言えばいいの?
私も結婚前夜に在米者ブログで「英語で宣誓しなければならない」と見つけ練習していました。しかし、どうやら州やカウンティによって異なるようで、私が住む中西部のイリノイ州では裁判官の宣誓文の読み上げに従いながら新郎→新婦→新郎新婦一緒に「YES」と言うだけでした。
- 新郎の宣誓
- 裁判官が何かしら読み上げる
- 新郎が「YES」と言う(これを2回繰り返す)
- 新婦の宣誓
- 裁判官が何かしら読み上げる
- 新婦が「YES」と言う(これを2回繰り返す)
- 新郎新婦で一緒に宣誓
- 裁判官が何かしら読み上げる
- 新郎新婦が同時に「YES」と言う(1回のみ)
ブログを拝見した限り、西海岸では裁判官が読み上げた後に同じように宣誓しなければならないようでした。
日本の戸籍登録や苗字の変更は必要?
日本の戸籍関連の手続きも必要です。戸籍謄本(家族全員の全ての項目証明)・戸籍抄本(個人のみの項目証明)にも関わってきますので漏れなく手続き済ませましょう。
なお、アメリカでは結婚による苗字変更はしなくても構いません。私たちも夫婦別姓です。大きなメリットが見当たらず、付帯する諸々の手続きが煩雑なので別姓のままです。(そもそも中国では夫婦別姓が認められていますし)
戸籍登録や更新
申請書類は居住地域を管轄する日本領事館から書類を取り寄せる必要があります。 婚姻成立後3ヶ月以内の手続きが必要です(ただし、理由書を提出すれば万が一遅れてもOK)
苗字の変更
戸籍証明書と同様にお住まいの日本領事館から取り寄せる必要があります。 婚姻成立後6ヶ月以内の手続きが必要です(期限に間に合わないと、日本の家庭裁判所での手続きが必要になります)
日本の戸籍関連は、この記事執筆中はまだ申請前なので後日別記事にします。
番外編:結婚にかかる費用はどのくらい?
私たちはカウンティクラークでの宣誓のみだったため衣装以外の費用はほぼ発生しなかったのですが、一応アメリカの挙式費用やご祝儀の相場感を調べてみました。
結婚関連費用の総額
パンデミック前の2019年の相場は$30,000前後(2022年のレートでは約500万円)。結婚式やパーティー、婚約指輪も含めた金額だそうです。
ご祝儀
1回あたり$75〜$200が平均的な金額(約1〜2.6万円)。特に親しい間柄であれば$150以上(約2万円)が平均らしいです。
まとめ
いかがでしたか?結婚式そのものは長い人生の一つのイベントにすぎず、長らく幸せに暮らしていけるかが重要だと思っているので、楽しく家族で暮らせるように頑張っていきます。(もちろん重要なイベントなので盛大に思い出に残る挙式もありです)
- マリッジライセンスの取得後、挙式や結婚宣誓へて正式なマリッジサーティフィケートが発行される
- 宣誓の言葉は州・カウンティで異なる(「Yes」だけならラッキー)
- グリーンカード申請のために写真やレシートは保管しておく
Thanks!