こんにちは。アメリカ中西部で放置系駐在員をしているKhyle(カイル)です。
いきなりですが、多々ある自身のコンプレックスの中でもトップに君臨するのが「手汗」です。とにかく手汗の量が尋常ではないです。「手のひらのオアシス」とか自虐表現したりしますが辛いです。。
私のような手汗人間にとって「握手文化」のアメリカはある種、地獄のような環境だったりします。初対面の人とほど握手する機会が多いため、「大量の手汗」で握手するのはすこぶる居心地悪く、毎回相手に申し訳なさを抱きます。
少しでも抵抗するためにアメリカでは手汗対策を積み重ねています。アメリカで手に入る手汗対策品を試したら、その都度記事をアップデートしていきたいと思います。
この記事はこんな人に役立ちます。
- 手汗多汗症に悩むアメリカ在住の方
- アメリカで手汗対策品を探している方
アメリカで手汗がひどいとこんな辛いことがある
私の手汗のスペックはこんなイメージです。
- 真冬の室外を除けば基本的にどんな環境でも手汗が出る
- ノートを取る際は定規を手と紙の間に敷かないと紙がふやけて穴が空く
- 本を読んでいると指で掴んでいる部分の紙がふやける
- スマホの指紋認証は頻繁に拒否される(顔認証技術は救いの神)
- 初めて手を握る異性はいつも苦笑い
日本でも多々辛い経験をしてきましたが、手汗が巻き起こすアメリカ生活の辛さの例はこんな感じです。
出会った人々を手汗多めの握手で不快にさせてしまう
アメリカはとにかく握手する文化です。アジア人にとっての「お辞儀」と同じような行為なので、一日にするお辞儀が全て握手になったと考えるとその多さを想像できると思います(実際は全員と毎日握手する訳ではありませんが)。
特にビジネスシーンでは初対面の人と必ず握手をするので、私のファーストインプレッションは「大量の手汗」となってしまい、相手に不快感を与えていることにいつも申し訳なさを感じます。
車の運転中にハンドルが滑って危険(特に夏場)
アメリカは車社会です。毎日自分で運転し通勤しています。日本では移動手段は電車と自転車のみの生活だったペーパードライバーが、渡米後初日から自分で運転必須になったので、緊張で手汗も尋常じゃありませんでした。
とにかくハンドルが滑って事故を起こさないよう、今でもエアコンの風で手を冷やし続けるようにしています。
公的機関での指紋採取に手こずる
アメリカの初回入国時の空港、アメリカ永住権(グリーンカード)の申請時など、アメリカでは公的機関での指紋採取がたまにあります。使用する機械にもよりますが毎度手こずります。手汗が出続けるのでどんなに汗を拭き取っても拭き切れず認証の邪魔をします。
当然、手こずると手続きはスムーズに進みません。全く何も悪いことはしていないのですが、手続きが引っかかりまくり検査官などの見る目が悪い意味で変わります。
参考:私の手汗の原因(手掌多汗症)
過去には医師にも相談しましたが、自律神経の問題とか手掌多汗症とかのようです。
汗腺を切除する比較的簡単な手術もあるようで渡米前に受けようかとも考えたのですが、赴任準備が忙しすぎて時間なく結局受けませんでした。
ちなみに私は手のひらだけでなく足の裏も大量に汗をかきます。夏の仕事終わりの靴と靴下の臭いは自分でも嫌になります。。
アメリカで手に入る手汗対策用品と効果
ここからご紹介する手汗対策商品の効果には個人差があると思います。事実、私はかなりひどい手汗の部類なので、下記の商品を使っても『1日中サラサラな手のひら』は経験できていません。
ただし、効果を感じられる商品もあったので、同じ体質の方々の参考になればと思い、使用したら適宜ここにアップロードして参ります。
おすすめ①:2Toms GripShield(塩化アルミニウム入り・ローションタイプ)
いま使っているのはこちらの液体状の制汗剤です。塩化アルミニウムという成分が使われています。Amazon.comで購入可能です(リンクはこちらから)
手汗の多い私の場合はこれでも100%の手汗を止めることはできませんが、かなり手のひらがドライになることを感じられます。サラサラというよりはカピカピになるような感触です。
手汗対策をインターネットで調べまくった経験のある方はご存知かもしれませんが、塩化アルミニウムという成分は発汗抑制効果の高い成分のようです。一方で、皮膚の弱い人、皮膚が薄い箇所などに使用する場合はかゆみ・発疹などを感じるケースもあるようです。(カピカピに感じるのもこの成分によるものだと思います)
私は皮膚が強い方なので使用していても何ら問題は感じませんし、緊張する場面以外ならこの制汗剤でドライな手のひらで生活できています。2022年10月時点でのMy Bestです。
おすすめ②:Carpe Antiperspirant Hand Lotion(ハンドクリームタイプ)
こちらは手汗を抑えながらもサラサラ感を求めたい人に向いています。こちらもAmazon.comで購入可能です(リンクはこちらから)
天然ユーカリ成分を用いたハンドクリームタイプなので、手のひらに塗った後もサラサラとした感触が保てます。
ただし、私のような手汗多めの人には効果は限定的でした。よっぽど緊張感のなく、涼しいまたは肌寒い環境下では効果を感じられましたが、少しでも手のひらの発汗が始まってしまうと、このハンドクリームでは太刀打ちできませんでした。
参考:渡米前に購入して持ってきていた制汗剤『Tesaran(テサラン)』
渡米前にとりあえず買っておいたのは日本で販売されているTesaran(テサラン)というハンドクリームです。
事前に「オフィス初出社の日はめちゃくちゃ握手するんだろうな。。」と予想し、出社前に塗布していきました。多少効果は感じられましたが、なにせ初出社日で緊張していたので、残念ながらその日はあまり効果はありませんでした。。
ただし、他の日に使っていた時は、特に緊張感がない日であれば手のひらにドライ感とサラサラ感がありました。
まとめ
いかがでしょうか。同じ境遇の人にはまだお会いできていませんが、現在アメリカにお住まいの方、あるいはこれから渡米される方の中に、同じように重度の手汗に悩む人もいるのでは思い、少しでも参考になれば幸いです。
- 手汗をかきやすい人にアメリカ生活はけっこう辛い(握手が多いから)
- 制汗剤(ローションやハンドクリーム)はAmazonで購入可能(効果は個人差あり)
Thanks!