こんにちは。Kyleです。
本日は3/17週の米国株式市場の振り返りです。今週は小売売上高の発表と3月FOMCなどのイベントに注目が集まりました。景気後退の様相は引き続き見せ、世界主要国との関税合戦が激しくなってきており、全体的に不確実性が高まっている感覚がします。
基本的な構成は以下の通りです。
- その週にあった経済・政治・金融イベントの総括
- 地合い、市場の方向性の予想・シナリオ
- 学びや気づきのメモ、その他
今週の経済・政治・金融イベントの総括
3/17〜3/21までの経済イベントと市場の反応は以下の通りです。
- 3/17:小売売上高はギリギリポジティブな0.2%であったが、市場予想の0.6%を下回り人々の消費が弱回っていることを示唆
- 3/18:Nvidiaの開発者向け年次イベントGTCが開催。昨年の期待感ではイベントを通じて株価の押し上げが期待されていたが、AIチップの開発者とかではない人の目線では買い向かう材料としては見られず株価が下落。FOMC前日ということもあり警戒感もあったか。
- 3/18:日銀は金利据え置き。10年金利が1.5%に到達。アメリカ株にどんな影響が出てくるか。
- 3/19:FOMC。市場予想は「利下げ無し。経済指標のデータ注視」がコンセンサスでSEPも経済見通しは下落。インフレ警戒感が強まり利下げしづらい状況になっていくように思うが、パウエル議長のハト的なコメントから市場は好感し、株価が暴れることなく無事通過。
- 3/20:中古住宅販売は市場予想を上回る。住宅関連銘柄は下落傾向がようやく押し止まるか、というところにきた。
- 3/21:3月SQでトリプル・ウィッチとなり株価は前半大きく下げるも、岡崎氏のいう通り、下落傾向だった株式がSQ日には反対に動き、株価は上昇。Mag 7を中心に株価反発で市場を終えた。

ちなみにこのチャートはTradingViewを使って作成しています。とにかく使いやすくて、毎日の市場チェックに欠かせません。イベントカレンダーやヒートマップなど機能も多彩でおすすめです。
まだ利用されたことのない方は、下記の紹介リンクからぜひご覧ください。
市場の地合いと予想シナリオ
株式市場
引き続き株価は堅調に上昇していく週でした。小売売上高を見ても消費の弱まりを感じざるを得ない状況ですが、S&P500やNASDAQも一旦は底打ちしたかのように見える値動きでした。
FOCMは事前予想も利下げなしだったのでメインストリームは変わらないものの、QT(量的引き締め)ペースの縮小を決定。QTが弱まる=市場への流動性を提供することになり、株式市場にとってはポジティブな方向。これが株価を上昇させたのではないかと思っています。
先週の市場まとめでも記載しましたが、いまだに違和感が拭いきれない心境です。景気後退に加え、関税で世界各国と喧嘩始めている最中にインフレ進行していきそうな雰囲気なのですが、なぜか株価が回復傾向にあるのが不思議です。

見落としていることはたくさんあるのでしょうが、この違和感が虫の知らせかも知れず、まだ少し慎重な姿勢で売買タイミングを見計らっていきます。
金(ゴールド)
金はなんと$3000を突破。投資してみようかなと考えた2024年からすでに40%上昇していて、S&P500やNASDAQよりも強い上昇を示しています。
専門家も「利確ではなくホールドする時期」と推奨するこの上昇ムードには、欧米が昨年にゴールドETFの売りから買いに回り、いよいよ世界中でゴールドの売り手がいなくなったとのことです。つまり、下がったら押し目買いを待つプレイヤーが圧倒的に多い状況となり、しばらく上昇継続するとの見立てのようです。
ロシア・ウクライナ戦争の停戦と共に一旦利確に走る人が出てきそうな予感はしていますが、それでも脱ドル・脱アメリカの勢いは止まらずにゴールドにお金が流れていきそうな気はします。
今週の学び
X(旧Twitter)のタイムラインで流れてきた「東大生ですが工学部計数工学に進むべきか悩んでます」みたいな質問とそのやりとりで、始めて『計数工学』という学問があることを知りました。
金融業界自体が他業界と比較して頭脳良い人たちの集まりなのに、そんな人たちでも常勝することができない勝負の世界がトレードだと聞きます。そりゃ私大文系卒の私なんかがちょろっと勉強したくらいでなんとかできる世界ではないでしょうね。
株式投資を本格的に学び始めて数年経つにもかかわらず大して稼げてないのに、これで生きていこうとしている自身は本当に大丈夫なのだろうかと焦ったのは事実です。
ですが、社会人としてのピークは見えており、そしてTax Formを終えて投資の利益の方が遥かに年収をジャンプアップさせるポテンシャルがあると思ったので、学びをやめずに頑張っていこうと思います。
「量より質だが、その質に辿り着くには量がいる」。怠けた自分に喝を入れていきましょう。
まとめ
- 株価は一旦底打ちしたように見えるが、景況感や経済指数は決して良くない
- 関税合戦を契機に世界中で不確実性が高まっていきそうな雰囲気のアメリカ市場
以上です。ご覧いただきありがとうございました。