こんにちは。Kyleです。
本日は3/10週の米国株式市場の振り返りです。今週もJOLTs、CPI、PPI、ミシガン消費者指数など重要指標がいくつか発表され市場は大きく動いたように思います。
基本的な構成は以下の通りです。
- その週にあった経済・政治・金融イベントの総括
- 地合い、市場の方向性の予想・シナリオ
- 学びや気づきのメモ、その他
今週の経済・政治・金融イベントの総括
3/10〜3/14までの経済イベントと市場の反応は以下の通りです。
- 3/11:JOLTsは市場予想を上回り無事通過。
- 3/11:カナダへの関税50%適用に対してカナダのモントリオール州がアメリカへの電力供給停止措置へ動き株価下落。その後、交渉により双方撤回し株価は急反発と最近よく見るパターンへ。
- 3/12:CPIは総合もコアも市場予想を下回りインフレの落ち着きを見せ市場が好感し急反発。FRBの利下げを後押しする材料にもなる内容。
- 3/13:PPIは予想下振れして株価上昇の1日を予想したが、結果は市場全体的に下落。前回発表分が上昇修正されていて「やっぱインフレ再来してるんじゃない?」という疑念によるものと推測。
- 3/14:ミシガン消費者指数は市場予想に対して-5.2pp、前月比-6.8ppと大きく下がる。景気後退が色濃く感じられたが、市場は大きく反発。なんで上がったのか腑に落ちないが、市場が受け入れられる「このあたりまでで一旦いいんじゃないか?」という水準だったか、「消費意欲が下がっている→景気後退かも→FRBの利下げ示唆くる?」みたいな期待感で逆に反発したか。

ちなみにこのチャートはTradingViewを使って作成しています。とにかく使いやすくて、毎日の市場チェックに欠かせません。イベントカレンダーやヒートマップなど機能も多彩でおすすめです。
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地合いと市場方向性の予想シナリオ
経済アナリストやストラテジストは3/14金曜の反発を重要な値動きとし、その反応をどう読むかで意見が分かれている模様です。
私も金曜の株価反発は奇妙に感じました。ミシガン消費者指数は急落して市場は決して良くない状況なのに大きく反発し、そのまま引けました。自己解釈としては前述の通り「消費意欲が下がっている→景気後退かも→FRBの利下げ示唆くる?」と市場が解釈したのかな、と推測しますが、確証が持てません。
結局、市場はお金の行き場を探しているのと、やっぱり儲けるためには米国株式がポテンシャル高いと見込んでいるからチャンスがあれば入りたい、と前のめり姿勢の人が多いのではないか、と思います。
個人的には、短期的な反発→また下がる→上下繰り返してレンジ形成、という流れを想像しています。FRBの利下げ期待の上がりに伴い株価は上昇し、利下げ実施で本格的にブル相場入り、が想像しやすい流れですが、果たしてどうなるでしょうか。
今週の学び
トランプ大統領はマーケット下落はデトックス期間としてある程度許容する構えです。となると、どこまでが許容できる範囲なのか、その上で優先すべきは何なのかを決めているようにも考えます。
- 鍵は「金利」と「株価」。特に今は金利に重きを置いているため、経済指標が悪化してもデトックス期間として犠牲にするのではないか。
- なので、FFレートがどこまで下がるか、下げられるかが優先度高いはず。
- その次に、株式市場がどこまで調整するか、調整の許容範囲があるはず。
以上のように、FFレートの着地目標と、その間の株式市場の調整範囲が読めるようになると、レンジ相場になったとしても儲けられるタイミングがあるのではないかと考えています。
まとめ
- 金曜の株価急反発は市場転換点になる可能性あるが、単なるガス抜き程度の反発の可能性も
- 政府が狙っている金利水準と、許容できる株価の調整範囲が重要
以上です。ご覧いただきありがとうございました。