海外アーティストの歌を原曲で聴くメリット【言語学習の機会】

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BTSやBLACKPINKなど超人気K-POPアーティストたち。

アメリカでもGood Morning AmericaLate Late Showなど有名なTV番組に出演するほど人気を博していますが、韓国語の原曲を聴いたことがありますか?

今回はそんな疑問から考えた海外歌手の楽曲は原曲(=外国語)で聴いたほうが良い理由を考えてみました。

目次

K-POPアイドルは原曲(=母国語)でワールドツアーする

BTSの音楽にハマりYoutubeで聴きまくっていますが、ある日の食事中に『idol』という曲の日本語版が流れてきて驚きました。日本語版が発売されていることを知らなかったからです。

それ以降、TV番組やツアー映像を観ていて日本以外では英語版ではなく原曲(韓国語)で歌っていることに気づきました。

2020年に初の全歌詞英語の『Dynamite』を発売しましたが、それ以外は韓国語の原曲をTV番組でも披露していました。

その後、BLACKPINKにも興味が沸きYoutubeなどを見始めると(個人差はありますが)韓国語・英語・タイ語・日本語とマルチリンガルに話す彼女たちに衝撃を受けました。

ニュージーランドやオーストラリアで育った環境要因に加え、所属事務所の徹底した育成方針も影響しているようです(『LIGHT UP THE SKY』という特集ビデオをNetflixで観て知りました)。

ちなみに、私が学生時代にハマっていたBIGBANGはアジア人で初のワールドツアー成功者と思いますが、彼らも韓国語の原曲でツアーを回っていました。

K-POPアイドルが日本語版の楽曲を発売する理由

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ネイティブイングリッシュの国でも韓国語で楽曲披露する彼らが、なぜ日本のコンサートでは日本語で歌うのでしょうか。

日本はK-POP市場ができ上がっている国

大きな理由の一つは『K-POPアイドルの市場ができ上がっている』からだと考えます。

経済が衰退路線の国とはいえ、日本はまだGDP世界3位の規模を有する国なのでコストをかけてでもローカル言語で楽曲発売する価値はあるのかもしれません。

日本人は自国の言語・文化・価値観以外は受け入れづらい

これも明らかですが『多くの日本人は日本語しか受け付けない』傾向をもっています。

どの国の人も自国の言語のほうが親近感を抱きやすいですが、世界公用語の英語すら敬遠する傾向が強い国が日本です。

例えばApple Musicでは英語の曲名や歌手名ですらカタカナに書き換えられてしまいます。

同一歌手でもカタカナに書き換えられる曲とそうでない曲が存在し、ソートしづらくプレイリストも作成しづらく非常に不便でした。

私の個人的見解ですが、カラオケ発祥国の日本では音楽に合わせて「歌う」傾向にあり、諸外国では音楽に合わせて「踊る」傾向が強い気がします。

言葉を発する必要がないので言語の違いが与える影響が小さいのかもしれません。

原曲(外国語)で楽曲を聴いたほうがよい理由

私もカラオケが大好きなので「海外の楽曲も歌いたい!」という欲求は理解できます。

また、自国の言葉で歌ったり話してくれたりすると強く親近感を抱きやすく、アメリカで日本語を話せる人に出会った時の驚きと安心感はとても強いです。

しかし、歌詞を日本語に置き換えてくれることが外国語を学ぶきっかけを失っているとも考えます。

正直に言えば、私自身の場合は楽曲だけでは言語習得の動機付けとしては低かったです(英語を除き)。

例えば学生時代はマキシマムザホルモンが好きだったくらいなので、歌詞よりもメロディーを優先しているからです。

とはいえ、どんな形であれ外国語習得に興味をもつきっかけを得られるかはその後の人生に大きな影響を与える可能性が高いです。

私の場合は英語でしたが、少しずつながら英語習得が進んでいくにつれ得られる知識や経験の幅が大きく拡がっていることを実感します。

きっかけは多いに越したことはないので、敢えてきっかけを得られ続けられる環境に身を置いておくとよいと考えます。


以上です。Thanks!

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