アメリカで寄付したい人におすすめなドネーションボックスの利用方法

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こんにちは。アメリカで駐在員をしているKhyle(カイル)です。

アメリカの郊外に来てから衣類への気の遣い方が著しく下がり(良くも悪くも)、着なくなった衣類をそのまま捨てるのがもったいないなと感じていました。

そんな時に目に入ってきたのが、街中にあるDonation Box(ドネーションボックス)です。以前から存在は知っていたのですが、この機会に使ってみることにしました。

とても便利で「寄付」という行為が驚くほど身近な存在になりいいなと思ったのでご紹介します。

この記事はこんな人たちに役立ちます。

  • アメリカで不用品を捨てるのがもったいないなと感じている人
  • 社会貢献に興味があり寄付をしてみたいなと思っている人
目次

『寄付』という行為に感じる心理的ハードル

寄付や慈善事業を始めてみたいなと思うけど、どこの誰にお金を渡せばいいのかよく分からなかったり、なかなか一歩が踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

特に日本では、芸能人が慈善団体への寄付したことをメディアで流すと「偽善者」「売名行為」みたいに攻撃される一面があり(非常に残念ですが)、欧米諸国と比較すると「寄付」という活動の浸透度合いには差があるかなと感じます。

不要な衣類・靴を寄付できるドネーションボックス(Donation Box)

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不要な衣類や靴を自由に寄付できるドネーションボックス

アメリカは寄付の文化が根付いている国です。お金持ちの人に限らず、例えば中小企業でも社内でOrphanage(孤児院)向けの募集・寄付を毎年実施したりします。

自分の子供が使わなくなったおもちゃを社員が持ち寄り寄付したり、特定部署が全員でNPO団体の支援に参加したりします(企業ブランディングも兼ねて)。

私みたいに英語力がショボい人はNPO団体とのコミュニケーションすら心理的ハードルが高く感じるため、そういう時にお勧めなのが商店街や学校の駐車場に設置されているドネーションボックス(Donation Box:直訳で『寄付箱』)です。

コミュニケーションは一切不要で、使わなくなった服・靴を箱に入れるだけです。

例えばアメリカのNPO団体の一つにSt. Vincent de Paulという慈善団体があります。その団体もドネーションボックスを運用しています(上記写真は他の団体のドネーションボックスです)

ドネーションボックスの使い方

  1. 寄付する衣類・靴を用意します。下記2点の注意事項は必ずを守りましょう。
    • 洗って清潔にする
    • プラスティックバックに入れる(雨対策)
  2. ドネーションボックスを探します。商店街や学校の駐車場で見かけます。インターネットでも検索できます。
  3. ボックスに投下します。

以上です。なんとも簡単です。

心理的ハードルを取り除き『寄付』行為自体を増やす仕組み

『不用品はメルカリやヤフオクで売って小遣い稼ぎしたい』という意見も全然アリだと思います。副業として収入源を作ることは非常に良いですし羨ましいです(笑)。

ゴミとして埋立地の面積を増やすよりははるかに有意義です。

日本では悲しいことに、特に芸能人の寄付行為が「偽善者扱い」として叩かれる傾向があります。

このような残念な文化から尊い文化へと変えていくために、まずは寄付行為自体を増やすための仕組み作りとして、日本でも自治体施設(文化センターとか)、学校、商店街などにこのような箱が置かれるといいなと願っています。

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町中にあるLittle library(『小さな図書館』)には不要な本を自由に寄付できる

まとめ

いかがでしょうか?日本でももっと気軽に、身近に寄付しやすい環境が整うといいなと思っています。

ちなみにアメリカでの寄付に関してこんな記事も書いたので良かったらご覧ください。

Thanks!

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